経営権問題の発端から
現在までの経緯
circumstance

内容

2014
後半~年末

当時、ロッテホールディングス(ロッテHD)副会長であった重光宏之に関して、代表取締役社長佃孝之による虚偽又は著しく誇張された説明が、代表取締役会長の重光武雄に対して繰り返し行われる。ロッテグループの経営権問題はこうした虚偽報告より端を発する。

2014
1219

自らが代表取締役社長に招聘した佃氏を信用していた重光武雄は、佃氏らに促されて、重光宏之の解任に同意する。

2014
1222

ロッテHD取締役会において、重光宏之は、重光武雄による同意等を理由として取締役の辞任を求められる。

2014
1226

重光宏之は、理由がないため、辞任しない旨を伝えたところ、ロッテHD取締役会において、重光宏之に対する副会長解職決議がなされる。その後、一連のグループ会社の取締役からの解任が進められる。

2015
18

ロッテHD臨時株主総会において、重光宏之の取締役解任が決議される。

同日

重光宏之による重光武雄に対する真相の説明により、重光武雄が佃氏による説明が虚偽又は著しい誇張であったことを認識するに至る。

2015
73

真実を知った重光武雄は佃氏に対して取締役を辞任するよう通告し、佃氏は辞任する旨を回答する。(その後、佃氏は辞任せず。)

2015
727

重光武雄は、経営権問題の幕引きを図るため、重光宏之を伴って、ロッテHD本社を訪問する。現任取締役らの職務を解き、追って正式な手続きにより解任すること、及び重光宏之を中心とする新体制にすることを宣言する。

2015
728

ロッテHD取締役会は、創業者である重光武雄の代表取締役を解職する。

2015
102

重光武雄がロッテHDに対して、取締役会決議の無効確認訴訟を提起する。

2015
1014

ロッテHDの筆頭株主である光潤社の臨時株主総会が開催され、重光宏之が同社の代表取締役に就任する。

2015
1112

重光宏之が、虚偽の報告を行った佃氏、及び虚偽の報告に基づき取締役を解任したロッテグループ4社を相手取り、損害賠償訴訟を提起する。

同日

重光宏之がロッテグループの経営権問題に関する記者会見を開催する。

2015
1118

週刊文春に重光武雄の署名入り手記が掲載される。「ロッテ創業者・重光武雄が怒りの独占手記 『私を追い出した役員の策謀』」(署名入り手記はこちら)

2015
1124

重光宏之がロッテの経営権問題を解決するため、有志とともに、「ロッテの経営正常化を求める会」を発足させ、同時に、公式ウェブサイトを公開し、不当な解任劇に端を発する真相の情報発信を強化する。